これ迄のフリーターと就職事情

1980年代後半はフリーターという単語が一般的になった頃です。この頃、日本経済は上昇気流に乗っていました。24時間営業のコンビニチェーンの急増や、建設ラッシュに伴う建設業界の人手不足によって、夜間勤務や肉体労働に従事する事のできるフリーの労働力が求められていました。雇用の場は売り手市場であったこともあり、正社員にこだわらずともアルバイトを繰り返すことで生活に必要な金額を稼ぐことができ、夢を追う余裕がありました。バブルが崩壊して景気が下向くと、今度は給与の高い正社員ではなく必要な時に必要なだけ雇えるアルバイトの求人が増加し、正規の雇用が減少するという状況になりました。そのため、就職活動をしても数多くの若者が正規採用につけず、企業は新採用の人数を減らしていくという就職の厳しい状況にもなりました。フリーターを希望していない人たちも、就職出来ずにアルバイト等で生活せざるを得ない人が増えていきました。バブル期のフリーターは約62万人。これは厚生労働省の定義に基づく調査結果によるものです。その後にフリーターの数は急速に伸び、12年後の調査では220万人に届こうとしています。フリーターの総人口が急増した事は、企業側の要因が大きな影響を及ぼしています。正社員を新しく採用せず、パートや派遣を用いて人件費を削りながら労働力を確保することが、経済情勢悪化への企業側の対応でした。企業によっては、正規雇用には中途採用を増加させて即戦力を期待し、新卒者の雇用を減らしているようです。力を入れて就職活動に打ち込んでいても、正社員になれない人が増えているのは、求人側の採用スタイルが時代と共に変わってきていることが原因といえます。痩せるためのコツなんてあるのでしょうか